村瀬鞄行
どんなメーカー?
ランドセルの一大産地、名古屋を代表する老舗メーカー
社名は「むらせかばんこう」と読みます。名古屋でランドセル、学生鞄などを作り続けてきた1957年創業の老舗メー カーで、各種コンクールで受賞するなど品質には定評があります。代表取締役社長の林州代氏は、2014年から日本ランドセル工業会会長を努めています。
「日本ならではの文化としてのランドセル」にも いち早く注目。社外活動の一環として、日本ランドセル工業会会長を担い、ランドセルの素晴らしさを国内外に伝える活動にも積極的に取り組んでいます。名古屋本店のほか、直営店の東京「渋谷店」があります。また、春季限定ですが、大阪・阪神百貨店梅田本店内にも直営店の「村瀬鞄行 梅田店」が設置さ れています。
ランドセルへかける情熱
子供の負担を減らすため構造や機能を改良し続ける
小学校1年生から6年生までの6年間、およそ1000日にわたって使い続けられるランドセル。ランドセルの文化と技術を継承し、未来へ繋ぐ物作りのこだわりと、子供のことをいちばんに考え、厳選した素材を使用し、子供が6年間使いやすいように構造や機能を改良。丈夫で壊れにくく、背負うのが楽しくなるランドセル作りを心がけています。
どんなランドセル
手縫いの高級モデルから軽量モデルまで豊富なバリエーション
牛革やコードバン素材を使用したランドセルに加えて、多彩なカラーやデザインを入れた複数の人工皮革素材を使ったモデルを用意。機能も充実したランドセルです。手縫いを多用し、熟練の技を活かした「匠」シリーズからハイスタンダードモデルの「ボルカ」シリーズ、さらには人工皮革を使用した刺繍たっぷりのものや重量1,100g台の軽量モデルまで、数多くの商品を展開しています。
軽さと丈夫さを両立する立ち上がり背カン(左右の可動部位に強化樹脂を使用)を採用しており、より身体にフィット。また、身体を包み込む肩ベルトは体感重量を軽減します。それに加えて、軽さを保ちながら耐久性をさらに高める補強芯材の採用、独自の縫製技術など、老舗ならではの工夫が随所に施されています。
背当てに使われている低反発の衝撃吸収素材「メモリーフォーム®」は、宇宙開発のために作られたもので、ほどよく身体にフィットしてランドセルの揺れを軽減して疲れにくくし、耐久性も抜群です。
そのほかデザインやカラー、裏地の模様、鋲の形状や刺繍などはすべて村瀬オリジナル。主力ランドセルの「村瀬鞄行のランドセル」は、素材や機能、耐久性など、職人によるこだわりを活かしたランドセルですが、近年は「mu+」(ミュータス)と名付けられたランドセルも人気。人工皮革で軽量化を図り、カラーや刺繍などでデザイン性を重視したモデルです。
これらのラインナップは、オンラインショップでわかりやすく紹介されています。写真下は、日本かばん技術創作コンクールで第31回経済産業大臣賞を受賞した個性的なランドセル「華」。
素材 | 天然素材の牛革とコードバン、人工皮革を使用したランドセルがあります。牛革は表面にウレタン樹脂加工を施して防水性を高めたもののほか、牛革本来の風合いを生かしたヌメ革を使用したものもあります。 体に直接触れる背当てや肩ベルトの内側にはソフト牛革が使用されています。また、背当てと肩ベルトのクッションには低反発の衝撃吸収素材「メモリーフォーム®」が使用され、よりフィット感が増し、体への負担を和らげています。 |
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サイズ | A4フラットファイルサイズ対応 |
各部の特徴
本体が擦れにくい包み込みカブセ
ランドセル工業会から認定される伝統的なカブセ形状を使用。中身の保護、金具の保護などがしっかり考えられた伝統的な形状となります。
使いやすいファスナー引き手
前ポケットのファスナーに取り付けられた引き手。手前が膨らんでおり、軽くつまんだだけでファスナーの開け閉めができます。力の弱い小学1年生でも楽に使えるようにとの、細かな配慮です。
各所に反射材
「子供の安全」も、村瀬鞄行が大切にしているポイントのひとつ。「安全ナスカン」の採用はもちろんですが、肩ベルトや大マチ(サイド)など、ランドセルの各所に反射材を配置して、夕暮れ時や天気の悪い日の視認性を高めています。
- 価格帯
- 49,500円~165,000円
- 保証・アフターケア
- 6年間の品質保証付き自然に壊れた部分は無償。使用状況により有償になる場合あり
村瀬鞄行の「ここが魅力」!
老舗ならではの安定した品質とオーソドックスなデザインは大きな魅力。大胆な刺繍モデルの「華」も一見の価値あ り。社名 | 村瀬鞄行 |
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本社 | 愛知県名古屋市中村区黄金通4丁目10番地 |
TEL | 052-452-1112 |
店舗 |
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