ランドセルを縫ってある糸の太さは、重要ですか？

ランドセルを比較するときは、糸の太さもチェックしてください。細かなことですが、メーカーの姿勢の差が見えてきます。

背カンの取り付け部分や、背カンと肩ベルトの取り付け部分、大マチと背当ての縫い合わせ部分など、力のかかる部分には太く丈夫な糸が使われていますが、メーカーによって太さが少し違うことがあるのです。

より太い糸を使っているランドセルのほうが耐久性が上がるのは間違いありません。むろん、老舗の専業メーカーであれば、どの製品も十分な強度を持った糸を使っているのは確かですが、男の子が乱暴に使った場合には、将来的に耐久性に差が出る可能性はあります。

同じ価格帯で選択に迷った場合、縫製品質だけではなく、糸の太さを判断基準のひとつに加えてみてはいかがでしょうか。