「土屋鞄」の2025年度入学向けモデルは、おしゃれなカラーが約40色!
9シリーズ52モデルが、2月14日注文受付開始
ランドセルのトレンド牽引役として人気の土屋鞄製造所が開催した、「2025年度入学向けのラインナップと新サービス発表会」に取材に行ってきました(2月7日)。
2月14日注文受付開始の2025年度入学モデルは、全9シリーズ52種類。カラーは約40色に及びます。好みの多様化・多色化に対応して、さまざまなジェンダーレスカラーのランドセルが揃いました。たとえば男の子にも合うシックなレッド、女の子も気になるおしゃれなブラック、シックなグレイ、ブルー、パープルなど、同じ色でも微妙な色味の違いが、まさに土屋鞄のランドセル。
土屋のランドセルは毎年完売が早く焦ってしまうママも多いのですが、今回、驚いたことに、一番人気の「RECO(レコ)」シリーズのみ、5月31日までは完売しませんと宣言! ジェンダーレスカラーが人気の「RECOベーシック」と「RECOプレミアム」、あわせて10色のランドセルについては、どの色がいいか、キッズと一緒にじっくり見比べて選べるのです。ちょっとうれしいですね。
もうひとつの注目は、内装に「ミナ ペルホネン」のおしゃれなテキスタイル柄を採用した「アトリエ」。こちらもおしゃれに目立てるランドセルです。
では、全9シリーズを紹介していきましょう。
【土屋鞄カタログ請求】
1,RECOベーシック
シックなジェンダーレスカラー5色、フタが牛革、本体が人工皮革の牛革ハイブリッド。¥83,000
2,RECOプレミアム
よりファッショナブルなジェンダーレスカラーが5色、フタが牛革、本体が人工皮革の牛革ハイブリッド。¥84,000
3,アトリエ
ジェンダーレスカラー6色6モデル。内装は、色ごとに異なる「ミナ ペルホネン」のおしゃれな柄。素材は人工皮革のタフガード・ライト。¥85,000
4,HERTE(ヘルテ)
伝統的な意匠をモダンにデザインした牛革の高級ランドセル。シックなグレイとブルーの2モデル。¥190,000
5,ベーシックカラー
ベーシックな赤と黒のランドセル。内装は白。牛革¥75,000、コードバン(馬革)¥130,000、人工皮革(クラリーノ・エフ)¥65,000
【牛革→公式サイト】
【コードバン→公式サイト】
【クラリーノ→公式サイト】
6,ベーシックカラープラス
本体は黒・紺・茶・赤の4モデルで、背当てや内装、ステッチに水色、ピンクを配したランドセル。牛革¥77,000、人工皮革(クラリーノ・エフ)¥67,000
7,アンティークモデル
赤黒の本体に、ゴールドの金具、アメ色の内装、ベージュ系のステッチを配したクラシックなランドセル。牛革¥83,000、コードバン(馬革)¥150,000
8,プレミアムカラー
濃い色から淡い色まで自然から着想を得た優しいカラーのランドセルが15色。牛革¥80,000、コードバン(馬革)¥140,000、人工皮革(クラリーノ・エフ)¥70,000
【牛革→公式サイト】
【コードバン→公式サイト】
【クラリーノ→公式サイト】
9,ヌメ革
ナチュラルで上質感ある風合いで、経年変化が楽しめるヌメ革のランドセル。¥120,000
【土屋鞄カタログ請求】
軽量化、サステナビリティなど時代の要請に対応
2025年度入学モデルで土屋鞄がこだわったのは、軽量化かつ大容量化・サステナビリティ・多様性。軽量化では、34のモデルを約5~70グラム軽量化。大マチ幅(一番大きな収納部の奥行き)は11.5cmと12.5㎝の2タイプを用意。
サステナビリティの観点では、小学校6年間安心して使えるだけでなく、卒業後も使えるように、きれいに保存できるようにと、今年から「卒業後修理サービス(有料)」をスタートさせました。これまでもミニランドセルやパスケースにするなどのランドセルリメイクは行っていましたが、いよいよランドセルそのものを甦らそうというわけです。下の子に使わせたい、親戚の子に譲りたい、キレイに飾っておきたいといった要望があったことがきっかけになったようです。
さらに、デザインが刷新されたATELIER(アトリエ)は、2022年度モデル(牛革¥83,000)と2023年度モデル(牛革ハイブリッド¥84,000)を「STOCK LUCK」として販売。前のデザインのほうが好きという人もいると思うので、これはあっという間に完売するかもしれません。
またランドセル製造過程で生じてしまう余り革を使った「Apple Watch専用レザーバンド」も、大人向けブランド「TSUCHIYA KABAN」のオンラインストアで販売開始。素材は革のダイヤモンドと言われるコードバン(馬革)だから、革好きのパパにはぜひ教えてあげましょう。
カタログ請求だけでなく、来店予約や試着レンタル(¥3,000)も、公式サイトから申し込めるので、気になったらすぐに行動に移しましょう。▶土屋鞄 公式サイト
ランドセルに気品を与える細部に注目
発表会では、職人による「菊寄せ」の実演も行われました。キズがつきやすいランドセルの下部コーナーを補強する工程です。角にあわせて革をキレイに均一にしわ寄せしていきます。しわの寄せ方がキレイだと、ランドセル全体の風格もぐっと上がります。
菊寄せの完了。この上から縫い上げて完成です。
発表会では新モデルの概要だけでなく、社長の土屋成範氏ご自身が、ランドセル作りへの真摯な姿勢、今後の展望・海外進出まで語ってくれました。