【モノの準備1】後悔しないランドセル選びポイント3
1,保証と購入店をチェック
ランドセル購入の鉄則は、修理保証がついていることと、信頼できるお店で購入すること。
修理保証は商品タグで確認できるし、お店で聞くこともできます。気をつけたいのは、「信頼できるお店」のほう。ただしリアル店なら、長年その地域でランドセルを売っているお店、デパート、大手のスーパー・量販店など、ほとんど心配することはありません。
要チェックなのは、ネット購入の場合。もちろん信頼できるショップのほうが多いのですが、中には古いランドセルを平気で売っているショップや激安だけを売り物にしているショップもあります。とくに注意したいのは、あらゆるジャンルの商品を売っていて、その中にランドセルがあった、それがとにかく安い!というところ。保証の有無はもちろん、いつ製造された商品か、作ったメーカーはどこかなど、しっかり確認してください。ページに何も掲載されていなかったら、「この商品の製造メーカーはどこですか? 何年に製造されたものですか?」と問い合わせをするとよいでしょう。問い合わせにちゃんと答えてくれないネットショップはやめておきましょう。
2,軽さにこだわりすぎない
ランドセルがとても重くなっている? 正確にはランドセルの中に入れるものが増えて、子どもが背負う荷物がとても重くなっているのは事実です(自治体によってだいぶ差がありますが)。
そこで軽さをウリにしているランドセルやリュックタイプのランドセルを選ぶ親御さんがとても増えているのですが、軽めのランドセルを選んで、どれだけ負担が軽くなるかというと、はなはだ疑問です。
というのも、ランドセル本体の重さは最軽量のもので900gぐらい、重いものでも1500kg前後です。これに対して中に入れる軽めのノートが1冊100gぐらい。ノート5~6冊多く入れれば、もう重いランドセルと同じ重さになってしまいます。保温性の高い高級水筒など、水を入れるとランドセルと同じ重さになってしまうものもあります。
子どもに重たい荷物を持たせたくないと思ったら、ランドセル本体より中に入れるものの方を工夫したほうがずっと賢いわけです。(といっても学校の方針などで思い通りにいかないケースも多々ありますが…)。
ランドセルには必ず重量が記載されています。候補の複数のランドセルを比べて、重さの差が100g~300g程度なら、軽いほうを選ぶ必要はないでしょう。それよりは、お子さまが気に入った色・デザインのものを選びましょう。
ランドセルに限らず、かばん類は人工皮革より天然皮革のほうが重く、天然皮革の中でいちばん高級なコードバン(馬革)のランドセルはもっとも重いランドセルです。品質や風合いがいいもののほうが重たいわけです。
さらに布製やビニール製のリュックタイプのランドセルのほうが、普通のランドセルより軽いと思い込むのも早計。確かに軽いものもありますが、軽くすればするほど背中に当たる部分と肩ベルトの作りが貧弱になり、大量の荷物を入れると体への負担がランドセルよりも大きくなります。かといって、耐久性と背負い心地をランドセルに近づけようとしたものは、それほど軽くないというケースが見受けられるのです。リュックタイプを選ぶ際は、重量と作り、そして背負い心地をチェックしてください。大人でも荷物を2kgくらい入れて背負ってみると、違いがよくわかるはずです。
ランドセルの重さについては、コチラも参考にしてください。→コチラ
3,子どもの気持ちを優先
今は、ありとあらゆる色やデザインのランドセルが販売されています。また各種調査から、ランドセル選びの最終決定者が子どもになったこともわかっています。つまり、さまざまなランドセルの中から子ども自身が自分の好きなモデルを選ぶ時代になったのです。
そんな時代の変化の中で、どんなことが起きるかというと、おしゃれにこだわりの強いママと、同じようにこだわりのある似たもの同士の女の子の間のバトル。これが、ランドセルのお店や展示会で、毎年風物詩のようになっています。
ある女の子が半べそをかきながら、こんなことを言っていました。「あなたが好きなのを選んでいいのよと言ってたのに、いつもママが選んじゃうの。私のことなんか聞いてないんだから!」。聞くと、ランドセルだけでなく洋服や靴などを買いに行っても、このほうが似合うといって、最後はママが選んだものを買う羽目になってしまうのだとか。うちもそうかも?と思いあたるおしゃれなママも、多いのでは?
とはいっても、子どもに選ばせるのは不安と思うママ・パパもいるかもしれませんね。でも、親が信頼できるお店を選別し、候補のモデルの保証をチェックをしておけば、子どもに選ばせても大丈夫です。
親の目から見て、“これだと高学年になったとき恥ずかしいのでは?”思うモデルを選んだとしても、あまり心配することはありません。なぜなら、ランドセルは、入学した途端に縁の下の力持ち的存在になって、子ども同士の間でもあまり気にしないものとなるからです。男の子などは、「あなたのランドセルは何色?」と聞いても、「あれ?何色だったっけ?」と答える子がたくさんいます。もちろん、成長して好みが変わった本人が、「こんなの子どもっぽくてもういや!」ということはあるかもしれません。そういうときは、「でもね、これ、あなたが選んだのよ」と教えてあげましょう。子ども本人が、成長した自分、好みが変わった自分を実感することができます。ささやかな教育的効果ですよね。逆に、本人の希望でないランドセルを使っている場合は、おしゃれな子ほど、「こんなの買いたくなかった」という気持ちが心に残るものです。
ランドセルを背負うのは子どもです。どんなにママのセンスがよくても、それが子どもの世界で通用するとは限りません。子どもに気持ちよく背負ってもらうためには、何よりも、自分の嗜好を育てはじめている子どもの気持ちを優先してあげてください。
安心・安全でわが子に最適なランドセルを選ぶポイントは、コチラをご覧ください。→コチラ
2024/10/28